国家の品格
個が全体を支え、全体が個を支える
個を支え合う全体が日本国家である
「個を支え合う全体が日本国家である」という考え方は、日本の歴史的・文化的な背景や、現代における社会のあり方を示唆する、一つの理念や価値観であり、特定の定義や公的な声明として存在するものではありません。個々の人々が相互に支え合い、その集合体として一つの共同体、すなわち日本という国家が成り立っている、という意味合いで捉えることができます。
個人の集まりが相互に支え合い、その集合体としての日本国家を構成するという、共同体意識や社会の一体感を重視する考え方を示しています。これは、日本人が伝統的に大切にしてきた「和」の精神や、相互扶助の精神が根付いていることを反映した言葉と言えるでしょう。「個を支え合う全体が日本国家である」という言葉は、個人と社会の連帯、そして協力によって築かれる共同体としての日本国家の在り方を示す、日本人の価値観や社会の理想像を表現した言葉です。
全にして個、個にして全
全体性と個別性が相互に切り離せない関係にあり、両者が一体であるという思想を表す言葉です。宮崎駿監督の漫画『風の谷のナウシカ』に登場する王蟲のセリフとして知られており、仏教の教えにも通じる考え方です。
『国家の品格』は、数学者の藤原正彦氏が2005年に上梓した新潮新書から出版された著書で、累計270万部を超える大ベストセラーとなりました。本書は、欧米の「論理と合理」に依存するのではなく、日本古来の「情緒と形」や「武士道精神」、「ものあわれ」といった伝統に根差した「品格ある国家」を目指すべきだと説き、グローバル化の推進一辺倒の風潮に異を唱える異色の日本論として話題を呼び、2006年には「品格」が新語・流行語大賞を受賞する社会現象を巻き起こしました。
大和の心 どの道にも道徳がある ど真ん中を歩め!
論語と算盤 渋沢栄一失われた30年、ジャニーズ、フジTV等、人の道を外れた者たちが、盛者必衰の理のごとく、権威と権力を失う。国民に寄り添えない政治、経済、官僚組織も、また、同じことが言える。
「つながればパワー」は、宇沢弘文氏の思想を基にした「社会的共通資本」の概念に深く関連しています。社会的共通資本とは、人間が豊かに暮らし、文化的な社会を築くために不可欠な資源やインフラを指し、これらが人々のつながりを通じて「パワー」となり、共有されることで社会の安定と発展に貢献するという考え方です。石井紘基氏は、この社会的共通資本の重要性を唱え、それを実現するための政策や取り組みを提唱する一方で、宇沢弘文氏の思想を受け継ぎ、現代社会が抱える課題に対する展望を示していました。
平林さん、貴重なご意見ありがとうございました。「人は消耗物資」と言うような考えが出来るのが白人文明、欧米主義の愚かなところ、私は米国に長年住んでいますから心底それが見えています。あまりにも味気なく、底が浅い。日本の美しさが失われようとしている今、平林さんのようなご年配のこのようなご意見に若い人々は耳を傾けて欲しいと願います。どうぞお続けください。(youtube コメントより引用)
大和の心 ネット社会に結いの思想を活かす
give and give and take
結い@YUIX言葉の前に心がある
大和の心
大和の心:おたがいさま おかげさま ありがとう
農村社会では、労働や時間の貸し借りをみんなで協力しながら田植えや稲刈りなどの農作業をしてきました。心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと合うからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し、あまりお金を掛けなくても豊かな暮らしのできる切実な人間の思いやり、連帯感、人の結びつきがあります。人間関係を基盤とするお互いさまの社会です。この村落共同体の精神を「結(ゆ)い」と言います。現代用語で言う心のシェアリングエコノミーです。
日本人の心の拠り所 結びの神
日本文明 宇宙から原子に至るまで、すべてがお互いさまの関係で均衡を保ちながら一つの大系で結ばれている。
これは神の仕業だ!一つひとつの物や事に神が宿っているからだ!と考えた。個の集合体が全体ではなく、個を支え合う有機体が全体である。
日本文化が日本人の生活保障制度(セーフティネット)を担保
私たちの暮らしの中には、お互いに分かち合い、助け合う風習が、日本のいたるところに残っています。おたがいさま、おかげさま、ありがとうの生活様式 日本文化が民間の生活保障制度(セーフティネット)を担保しています。
日本文化が日本人の生活保障制度(セーフティネット)を担保
法律が日本文化を駆逐する
物事には,間とか遊びがあって上手く治まっている。この余韻が日本文化であり、言葉には尽くせない民度である。人間の生き方をマニュアル化するポリコレ政策は、和を以て貴しとなす日本の民情には合わない。
勤勉さと思いやりの経済
日本の生活様式は、お金に質を求めない金融業とは異なり、すべてをお金で清算し尽くさずに、お客様の心に有難さ、おかげさまの余韻を残します。この関係を深め、継続することが事業環境(ブランディングとマーケテイング)を強靭にしてゆきます。生活においても、飢饉や飢餓や自然災害のあった時に、お金以上の付き合いをどれだけして来れたかが、生活保障を担保する大切な生き方になっています。
グローバルからグローカルへ local⇔ global
お金には質がある 生活者・事業者資本主義 コモンズ 社会的共通資本
仕事は、お金だけのためではなく、暮らしやすい社会を創り出すものです。勤勉と信義 日本人は、日本の作法に誇りを持って仕事をすればいい。ものづくりの精神です。ものやサービスに心を込める。作って売る。この一対一の経済は、レバレッジ経済(マネーゲーム、株主資本主義)ではなく、働いて稼ぐ、作って売る実体経済を言います。この作って売る一対一の経済基盤は、競争ではなく、シェアするほどに豊かになるお互いさまの人間関係(ヒューマンウェア)から生まれます。私たち日本人が行じて来たお互いが得をする生き方です。人を粗末にしない、自然を粗末にしない。日本人がこの生き方を失うと、日本はお金に質を問わない国際金融資本(グローバリズム)に飲み込まれてしまいます。
お金には質がある 品性がある コモンズ 社会的共通資本
「お金には質がある」
これは、お金の「稼ぎ方」「使い方」に人の「質」や「品格」が現れる、ということを指します。「お金には質がある」とは、お金の稼ぎ方や使い方の「質」が、お金を得た人の「品性」を反映する、という考え方です。真の品性は、お金で飾るのではなく、日々の積み重ねで育まれると理解されています。
稼ぎ方の質:
努力や誠実さで稼いだお金(「まっとうなお金」)は、その人の価値や品性を高めることがあります。一方で、不正や他人を傷つけて得たお金は、それ自体が「質の悪いお金」と捉えられます。
使い方への質:
お金をただ浪費するのではなく、自己成長や他者への貢献に使うなど、賢く、価値ある使い方をする人は「お金の質を高めている」と言えます。
「品性がある」
これは、お金の「質」がその人の「品性」にもつながる、という考え方です。
品性とは:
人格、道徳心、魅力、内面の雰囲気などを総合したものです。日々の行動や他者への配慮、失敗から学ぶ姿勢によって育まれます。
お金と品性の関係:
お金そのものに品性があるのではなく、お金に対する人々の態度や使い方が、その人の品性を示す鏡となるのです。また、お金があることで傲慢になるリスクもあり、真の品性は「お金では買えない」とされます。
ネット社会に結いの思想を活かす
結いのシェアリングエコノミーはお互いさまのネットワーク「結いのシェアリングエコノミーはお互いさまのネットワーク」という表現は、伝統的な地域社会の助け合いの精神(結い、お互いさま)と現代のシェアリングエコノミーが融合した概念を指しており、地域住民同士がモノやサービスを共有し、助け合うことを意味しています。これは、単なる経済的な取引に留まらず、相互扶助や信頼関係に基づくコミュニティ形成を重視する考え方です。
日本文化が生んだシェアリングエコノミー 結いの経済
AirbnbやUberといった米国発のサービスは、AirbnbやUberに富が一極集中するビジネスモデルです。日本のシェアリングエコノミーは、国民がそれぞれの分野の主役になることによって、富が分散されるようになっています。
国民が、ホームページを持ち、オープンネットワークにつながると、関心のあるお客様からレスポンス(引き合い)があります。この引合情報を成約に結びつけます。ここで、成約にならなかったお客様を地域の仲間にシェアします。共同集客、相互客付け(Give and Take)しながら経費を掛けずに経営を担保しています。ここでの情報のシェアリングに証文はご法度です。時間が経ってみると心の貸借表がピッタと合うものです。親切にお金で感謝するのではなく、親切には親切で返す。仕事の借りは仕事で返す。情報は情報で報いる。これが日本の礼儀です。
この前提があって初めて、事業コストを下げ、生産性を上げ、商品コストを下げ、利便性を上げる。結果、仕事のし易い、暮らしやすい日本が可能になります。お客様情報が、分散処理されるため大きな管理機構を必要としません。コンピュータープログラム(AI)で管理するのではなく、この理念に共感し、仕事の中で培った仲間意識が、業務の調整を行います。日本にある旧来のブロックチェーンです。これは、農村社会の共同体の精神、結いに起因しています。
全国池田商工サミット 基調講演「情報銀行のススメ!」
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
インターネットと世界観
インターネットの出現でクローズアップされたのがグローバル(Global)化。これをグローカル(Global&Local)と言う概念に置き換えると素直に理解ができます。世界と地域は表裏一体の関係にあり、自立した個が全体の中心に位置している。誰もが世界の中心!それに耐えうる個であれと言う多様性のある関係です。しかし、今、危険なことに、個が個性を失い、全体に、大きなもの(グローバリゼーション)に飲み込まれようとしています。
一社一頁運動 Glocal21は、(有)産広シーアールが運営しています。ダイナミックなインターネットの使い方を知らない事業者がまだまだ多くおられます。これを知れば仕事の仕方が大きく変わります。インターネットの商用利用に確信が持てれば、ネット戦略に自信がつきます。多くの経営者にインターネットの醍醐味を知っていただき、インターネットで仕事になった!と言う驚きと喜びを、一人でも多くの経営者に味わっていただきたい。ホームページ中小商工業者が日本を変えます。
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