日本スタイル ネット社会に結いの思想を活かす
give and give and take
結い@YUIX言葉の前に心がある
大和の心
大和の心:おたがいさま おかげさま ありがとう
農村社会では、労働や時間の貸し借りをみんなで協力しながら田植えや稲刈りなどの農作業をしてきました。心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと合うからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し、あまりお金を掛けなくても豊かな暮らしのできる切実な人間の思いやり、連帯感、人の結びつきがあります。人間関係を基盤とするお互いさまの社会です。この村落共同体の精神を「結(ゆ)い」と言います。現代用語で言う心のシェアリングエコノミーです。
日本人の心の拠り所 結びの神
日本文明 宇宙から原子に至るまで、すべてがお互いさまの関係で均衡を保ちながら一つの大系で結ばれている。
これは神の仕業だ!一つひとつの物や事に神が宿っているからだ!と考えた。個の集合体が全体ではなく、個を支え合う有機体が全体である。
日本文化が日本人の生活保障制度(セーフティネット)を担保
私たちの暮らしの中には、お互いに分かち合い、助け合う風習が、日本のいたるところに残っています。おたがいさま、おかげさま、ありがとうの生活様式 日本文化が民間の生活保障制度(セーフティネット)を担保しています。
日本文化が日本人の生活保障制度(セーフティネット)を担保
勤勉さと思いやりの経済
日本の生活様式は、お金に質を求めない金融業とは異なり、すべてをお金で清算し尽くさずに、お客様の心に有難さ、おかげさまの余韻を残します。この関係を深め、継続することが事業環境(ブランディングとマーケテイング)を強靭にしてゆきます。生活においても、飢饉や飢餓や自然災害のあった時に、お金以上の付き合いをどれだけして来れたかが、生活保障を担保する大切な生き方になっています。
グローバルからグローカルへ local⇔ global
お金には質がある 生活者・事業者資本主義 コモンズ 社会的共通資本
仕事は、お金だけのためではなく、暮らしやすい社会を創り出すものです。勤勉と信義 日本人は、日本の作法に誇りを持って仕事をすればいい。ものづくりの精神です。ものやサービスに心を込める。作って売る。この一対一の経済は、レバレッジ経済(マネーゲーム、株主資本主義)ではなく、働いて稼ぐ、作って売る実体経済を言います。この作って売る一対一の経済基盤は、競争ではなく、シェアするほどに豊かになるお互いさまの人間関係(ヒューマンウェア)から生まれます。私たち日本人が行じて来たお互いが得をする生き方です。人を粗末にしない、自然を粗末にしない。日本人がこの生き方を失うと、日本はお金に質を問わない国際金融資本(グローバリズム)に飲み込まれてしまいます。
お金には質がある 品性がある コモンズ 社会的共通資本
ネット社会に結いの思想を活かす
日本文化が生んだシェアリングエコノミー 結いの経済
AirbnbやUberといった米国発のサービスは、AirbnbやUberに富が一極集中するビジネスモデルです。日本のシェアリングエコノミーは、国民がそれぞれの分野の主役になることによって、富が分散されるようになっています。
国民が、ホームページを持ち、オープンネットワークにつながると、関心のあるお客様からレスポンス(引き合い)があります。この引合情報を成約に結びつけます。ここで、成約にならなかったお客様を地域の仲間にシェアします。共同集客、相互客付け(Give and Take)しながら経費を掛けずに経営を担保しています。ここでの情報のシェアリングに証文はご法度です。時間が経ってみると心の貸借表がピッタと合うものです。親切にお金で感謝するのではなく、親切には親切で返す。仕事の借りは仕事で返す。情報は情報で報いる。これが日本の礼儀です。
この前提があって初めて、事業コストを下げ、生産性を上げ、商品コストを下げ、利便性を上げる。結果、仕事のし易い、暮らしやすい日本が可能になります。お客様情報が、分散処理されるため大きな管理機構を必要としません。コンピュータープログラム(AI)で管理するのではなく、この理念に共感し、仕事の中で培った仲間意識が、業務の調整を行います。日本にある旧来のブロックチェーンです。これは、農村社会の共同体の精神、結いに起因しています。
全国池田商工サミット 基調講演「情報銀行のススメ!」
中小企業の弱点を助ける相互営業事業
商工会の役割 月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
インターネットと世界観
インターネットの出現でクローズアップされたのがグローバル(Global)化。これをグローカル(Global&Local)と言う概念に置き換えると素直に理解ができます。世界と地域は表裏一体の関係にあり、自立した個が全体の中心に位置している。誰もが世界の中心!それに耐えうる個であれと言う多様性のある関係です。しかし、今、危険なことに、個が個性を失い、全体に、大きなもの(グローバリゼーション)に飲み込まれようとしています。
一社一頁運動 Glocal21は、(有)産広シーアールが運営しています。ダイナミックなインターネットの使い方を知らない事業者がまだまだ多くおられます。これを知れば仕事の仕方が大きく変わります。インターネットの商用利用に確信が持てれば、ネット戦略に自信がつきます。多くの経営者にインターネットの醍醐味を知っていただき、インターネットで仕事になった!と言う驚きと喜びを、一人でも多くの経営者に味わっていただきたい。ホームページ中小商工業者が日本を変えます。
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