生坂村

生坂村村民憲章
 わたくしたちは、犀川の清き流れと緑のやまなみに抱かれた、天恵の自然風土と、縄文のいにしえからの歴史と文化をもった住民です。先人の築いたすぐれた基盤の上に、新しい創造を重ね、うるおいと活力にみちた人間の村づくりを目指します。わたくしたちは、生坂村民としての誇りと責任をもって、ここに五つの誓いをたて、豊かな土の香りと磨かれた技と、深いまごころが織りなす自治の郷をつくるため、力を合わせ郷土の発展を願いここに村民憲章を制定します。

1、自然と環境そして歴史を大切にし、調和のある村をつくります。
1、たがいに学び合い文化を高め、知性のある村をつくります。
1、誇りと喜びを持って働き、活力のある村をつくります。
1、からだを鍛え温かい心を育て、生きがいのある村をつくります。
1、郷土を愛し若い力を伸ばし、希望のある村をつくります。


 生坂村は、昭和32年の新村発足以来40年の歴史を刻み、今日を迎えています。北アルプスに源を発し長野市へと注ぎ込む犀川の中流域、ちょうど松本と長野の中間地点に位置する南北20・、面積約40・の村は、犀川のほとりを中心に水辺と里山が織りなす豊かな自然に包まれた山紫水明の地です。はるか太古、犀川の清流を求めた縄文人がこの地に文化をもたらして以来、人々はこの河岸段丘の村を包む豊かな自然と共生しながら、心豊かな暮らしを営んできました。江戸から明治時代にかけ村の主力産業となり全国有数の生産量を誇ったタバコ。大正から昭和40年代に盛んとなった養蚕や、水田、耕作、畜産、キノコ栽培など、現在村の基幹産業となっている農業も、自然との共生の上に成り立っています。また現在、観光との結びつきにより新たな付加価値が注目を集めている「山清路巨峰」栽培も、やはり自然の賜物と言えるでしょう。村を包みこむ雄大な自然は、地域の産業をはぐくむ環境であるだけでなく、'私たち村民の愛すべきふるさとの姿であり、誇りです。社会環境が著しく変化を続ける昨今ですが、私たちは先人が守りはぐくんできた自然との共生の精神を受け継ぎながら、村民手を携え、豊かで活気ある村づくり、そして健やかに心豊かに暮らせる社会の創造を推進してまいります。
平成9年3月 生坂村長 寺島宗正

悠然と流れる犀川のほとりおだやかに繰り返される四季の彩りをちりばめながら村の歴史は紡がれていく。はるか縄文のむかしより営々とはぐくまれてきた つどい、語らい、そして安らかな暮らし。自然をいつくしむ心となごやかな人の輪が、未来へと受け継がれる。美しく、やさしさに満ちた村、生坂。

松本と長野を結ぶ交通の要衝として、犀川による
水の道と、峠を越える山の道を有していた山あいの村、生坂。「犀龍に乗った泉小太郎が川を切り拓き、土地を開拓した」と神話時代の伝説が伝わるこの地は、奈良時代'、土着の文化と、技術集団であった朝鮮半島の帰化人との出会いにより、新しい村落文化の誕生を見ました。平安・鎌倉時代に建立された社寺は現代に受け継がれ、戦国の戦乱を伝える山城跡も数多く残っています。さまざまな物資や人や情報を村にもたらした水の道、山の道は、国道19号線に集約され、産業も時代に応じた変遷を遂げました。しかし、人々の暮らしに根ざした伝統や文化、そして自然をいつくしみ人の和を重んじる心は、長い歴史の中で大切に守り培われてきたのです。伝統の中から新しい文化を創造し、次の世代へと夢とともに託してゆきたいと願っています。

生坂村役場 電話0263-69-3111



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