報恩講


8月17日 11月末か12月初め
浅川西平 公会堂内の阿弥陀さまの前
組 織   地区の門徒の人(浄土真宗)30人くらい

 崇拝対象は阿弥陀さまである。
区長、隣組長が世話役となり、地区の人30人くらいで報恩講を行う。祭祀の順序は1、板をたたく 2、集合 3、2番の板をたたく 4、説教が始まる 5、御伝抄を読む。
 供物はまんじゅうで、吉田の善敬寺、別院、東町康楽寺の和尚さんを交替で招んで念仏を称え、お説教を聞く。昔は前夜から翌日の午前にかけて報恩講を行い、御伝抄(親鸞上人の一代記)を読んで念仏を上げた。昔は3時間くらいで現在は2時間くらいである。
 安永7年(1770)に板しょうをつくった。
           (昭和57年6月30日・小林朗氏)

善光寺平のまつりと講 目次

村人の祈りが聞こえる

信州ふるさと通信
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