戸隠神社月並太々講徳間講
月並講祈願祭 9月1日
種うらない 1月5日
若槻徳間 聚長宅 中社宝光社
組 織 若槻徳間住民96名 戸隠神社講社聚長
御利益 家内安全 営業隆盛 五穀豊穰 交通安全
禁 忌 奥社は明治5、6年まで女人禁制であった
古文書 聚長宅にある
崇拝対象は天手力雄命、九頭龍大神、天八意思兼命、天表春命、天鈿女命である。
8月31日、代参者は講社聚長宅で一夜おこもりをし、講員全員のお札をいただく。代参者は16名で16班より1名ずつ参加する。
9月1日午前6時30分より月並講祈願祭に参加し、社家でご祈祷を受ける。お供物はお米。祭祀の順序は1お祓い 2告文 3御祈祷 4神楽(太々神楽)で10種類の神楽舞があり(降神の舞、水継の舞、禊の舞、巫子の舞、御へんれいの舞、三剣の舞、吉俑楽の舞、弓矢の舞、岩戸開きの舞、直会の舞)奥社へお参りして夕方家に帰る。
聚長は1月5日に種うらないをしたお札などを、1月8日徳間講代表世話役宅へ届ける(御神札、御籖文、種兆)。
世話役は講中に配布をする。御初穂料は500円以上で、講中にはそのお札を見て1年の計画を立てる人もあるという。
昔は世話役宅へ泊り、翌日1軒1軒配ったという。
(昭和60年1月27日・竹内広氏)
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信州ふるさと通信
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