4万8千日観音縁日


8月9日 10日
中御所町 観音寺
組 織   寺の住職が中心
御利益   厄除 家内安全 子孫長久 交通安全
古文書   天正元年記の縁起書がある

 崇拝対象は源頼朝公持仏、髻馬頭観音(6分5厘)と、2位禅尼政子持仏、厄除観音(1寸5分)の2体の木造仏である。
 8月9日は観音寺の住職他寺院住職18名で、午後8時より1時間余り法要を行う。
 他口灯籠200個余りが奉納され、参詣者から供物が供えられる。
 8月9日、10日は観音菩薩の特定の縁日で、この日に参拝すると4万8千日参詣したと同じ功徳があると言い伝えられていて、1万人余りの参詣者があった。縁日の時は歩行者天国となりおみくじもひかれ、露天が50店ほど出る。昔は夜店に西瓜が並べられ、大変な賑わいであって、「瓜ころがし」の名称がある。
 源頼朝公が善光寺参詣のために当所に留まった折りにお告げがあり、堂を建て御守仏を祀ったといわれている。
            (昭和56年7月26日・中島英道氏)

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信州ふるさと通信
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