六地蔵さんのお祭り
8月5日の朝お施餓鬼の日の朝
安茂里小市 無常院境内六地蔵さんの前
組織 壇家のおばさん15、6人で講の形をとる 壇家以外一般の人もいる
御利益 無病息災 家内安全
石 像 六地蔵尊
崇拝対象は六地蔵尊。勤行としては、本堂で朝9時半頃御詠歌をあげる。
供物は線香、灯明、花、だんご(今は菓子)果物。お祭りの前日、おばあさん達がお地蔵さんに帽子、よだれかけを作って上げる。今年は小市団地の若いお母さん達が花模様の帽子、よだれかけを作って子供さん達と一緒に供えた。
この時、本堂の中にお施餓鬼の壇を作り、お施餓鬼の位牌をかざり(大きいものを一つ)盂蘭盆会の供養をする。壇家の人達が線香、灯明、果物などをあげてお参りする。
無常院の境内に「こしょう地蔵」と呼ばれているお地蔵さんがある。特にきまって祭りはしていないが昔から胡椒を供える習慣があった。今でも80歳位のおばあさんが毎年赤い胡椒を持ってお参りに来る。目のわずらいにきくといわれている。
(昭和60年8月5・田口公子氏)
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信州ふるさと通信
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