和世田神社の御柱祭
昭和61年4月12日 13日
古牧東和田 和世田神社
組織 東和田区全体 区民全体
御利益 五穀豊穰 家内安全
古文書 あると聞くが解読してはいない
崇拝対象は和世田大神、建御名方神、保倉神。お供物は、米、神酒、魚、野菜、餅、菓子、塩、水。昔から旧東和田社は産土神として崇敬されていた。天正8年、甲州武田氏より神領寄進され、諏訪大明神となる。弘化3年7月8日請願により吉田良芳より和世田神社の御社号の神宣を賜わる。
御柱祭は7年に一度で土、日曜に行う。祭祀の順序は4月7日の御柱祭山出し神事(御柱の清め祓い)。4月11日榊山かざりつけ。4月12日宵祭りは献燈、神楽奉納。4月13日御柱の行列は、御神号(上り)五色吹き流し、日像月像の旗、榊山、唐びつ、御柱、宝舟、宮司、惣代、稚児、奉納者、民謡おどり、道中ばやし、子ども神輿など。建御柱。勤行は、1手水の儀 2修祓 3参列者のお祓い 4神饌の儀 5祝詞 6玉串奉奠 7浦安の舞 8神楽舞。
前回の御柱はお札やお守りとして赤白にし、各戸へくばった。餅は例祭の時は上げないで御柱の時だけつく。昭和30年頃まで、和世田神社の周辺にある茅を、御射山さまの時に切って来て家中の箸を作り、御飯をたべた。昭和61年は門灯籠が50有余年ぶりに復元して建てられた。
紋章の梶の葉は、諏訪大社は三枚であるが、和世田神社は一枚である。費用は寄付による。
(昭和61年4月12日・矢沢龍一氏)
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