伊勢講
3月16日
芋井鑪 当番の家
組織 伊勢講の仲間21件(鑪地区全戸)地縁
御利益 当番のくじが当たると今年は縁起がいい 良い年になるといわれる
禁 忌 不幸のあった家はくじ引きに参加しない
崇拝対象は皇太神宮の掛軸。お供物は御神酒、花、灯明、お吸い物、頭付の魚などである。
当番は各戸をまわり、米7合ずつを集め調理をする。昼は午後3時頃に当番の家に子ども達を呼び食事をふるまう。御飯、汁物、おかず1品くらい。
夜は6時頃から大人達が集まり、伊勢参宮代参者を正座にすえてお札をいただき、くじ引きをして来年度の当番を決める。あと直会をする。
料理はお酒、頭付の魚、御飯、お吸い物他。出席者は昼は子ども、夜は主に男性であるが、女性がかわりに出る場合もある。
古くから伊勢講の行事はあり、村の行事に参加しない家でも、伊勢講には参加をした。芋井の村中が集まってバスで伊勢神宮参拝に行く。各部落から一人づつ参加するが、代参に行かない時もある
(昭和57年7月29日・麻場長男氏)
善光寺平のまつりと講 目次
村人の祈りが聞こえる
信州ふるさと通信
インターネット安曇野
azumino@cnet.ne.jp