青麻講
2月11日(以前は2月第2申の日)
横沢町 八幡社境内 青麻社石祠前
組織 横沢町の人達殆ど全部及び長野市内の青麻講員1300人余り
御利益 中風平癒
石像石塔 青麻社石祠
崇拝対象は青麻さまを祀る石祠である。
2月3日、縁起物用の笹取りを講長と世話人約40人で行う。(笹1500本)
2月10日、婦人会の人達が集まり取ってきた笹に繭玉などを飾り、縁起もの作りをする。続いてお札、お守り、お饌米、らくがん、昆布の5種類を袋入れする。
あとお茶飲みをするが、講金は1人5百円である。
2月11日、午後1時より八幡社境内にある青麻社石祠の前で神主が、祝詞奏上、玉串奉奠の神事を行う。参詣者には縁起ものと、お札などを入れた袋を渡し、また甘酒をふるまう。
昭和25年、竪谷神主転出に当たり、屋敷神の青麻社石祠を町に寄付した。講組織が、編成され現在に至る。講員の希望者を募り、仙台市にある青麻社本社へ参拝旅行を行った。祭神は天照大神、天之御中主神、月読神、常陸坊海尊で、創建の頃、京より下って来た穂積保昌という人がこの地域の人達に麻の栽培を教えたと伝えられている。青麻社石祠は三輪神社境内にもある。
(昭和60年4月12日・依田康資氏)
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信州ふるさと通信
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