三夜講(二十三夜講)


1月23日
七二会平出 当番の家
組織   地縁 二十三夜講の仲間11軒
御利益  五穀豊穰 無病息災
古文書  掛軸の裏に文政年間の年号と文字が書かれている
石像石塔 二十三夜塔の石塔

 崇拝対象は掛軸二幅を掛けるが、何の像が画かれているか不明である。
 夕食後当番の家に集まり、掛軸の前にお線香を上げ参拝をする。僧侶の出席はなくお経もあげない。お供物は、御神酒、吸い物(豆腐・竹輪・野菜)などを供える。
 当日の献立は、お吸い物(豆腐汁)、野菜、竹輪、こんにゃくの煮物、漬物などで、会費一戸、150円でお酒一升を購入し、酒宴のあとお茶飲みをする。
 当番は年一回廻り持ちで、出席者は昔は男性だけであったが、現在は女性でもよい。当番の順番は文政年間より決まっていた。現在、講員の数は2、3軒減少している。
          (昭和58年9月28日・吉沢たきの氏)

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村人の祈りが聞こえる

信州ふるさと通信
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