庚申講

  
(おかのえ講) 1月15日
若穂保科久保 公会堂
組織   地縁 40軒くらい講に入っている家族全員(男 女 子ども)
古文書  江戸時代からの記録があったが、現在不明

 崇拝対象は青面金剛といわれている木像で、昔は当番の家で行ったが今は公会堂で行う。御供物はけんちん汁、野菜の煮物など精進とする。勤行は延命寺の和尚さんが四誓?という経をあげる。
 夜7時頃合図に鈴をふる。子供は4時頃どんど焼きを行い、その後7時頃公会堂へ集まり、トランプなどをして遊び、けんちん汁やみかんや菓子をもらって8時頃帰る。
 女性は木像の庚申様の前で数珠を廻す。大人たちは公会堂の前の道祖神に新しい人形を紙で切ってそなえる。当番はその年に祝事(婚礼、新築、出産)などのあった家で、祝儀のあった家が多ければ公会堂で一緒に行う。当番が不祝儀の場合は抜かす。会費は一戸250円。
 5、6年前までは大豆を集め豆いりをして食べた。今は、豆腐の入ったけんちん汁を食べる。おかのえ講といってはいるが、子どもを中心としたどんど焼きと、お日待ち講と、おかのえ講と、第二次大戦の折に村から出征し戦死した人の供養を含めたお祭りである。
           (昭和61年1月15日・山下規矩人氏)

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村人の祈りが聞こえる

信州ふるさと通信
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