三神講

  
1月15日
 
茂菅   いこいの家 公会堂など
組織   くるまや部落 うえむら部落 したむら部落
御利益  病気が入ってこないように 水が枯れないように 山仕事で怪我をしないように
古文書  ある
禁忌   不幸のあった家は、百日くらい参加しない
石像石塔 道祖神石塔

 崇拝対象は、山の神、水の神、道祖神の三神で、三幅の掛軸をかけ、御供物は、御神酒、作物、花果物を供える。全員で参拝して無事を祈念する。
 百五十年くらい続いたお祭りで、昔は三神祭を別々にしていた。(道祖神は1月15日、山の神は
2月11日)現在は一緒にお祭りをしている。参加者は三部落で30人から40人くらい。この日に村役を決めたり、村の決めごとをする。時間は午前11時から午後3時頃まで。
 当番は順番で、その日の世話をする。会費千円で直会をする。そのあとで、どんどん焼きをする。
         (昭和56年8月21日・柄沢邦治氏)

善光寺平のまつりと講 目次

村人の祈りが聞こえる

信州ふるさと通信
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