敬神講(鳴子大神さん)
 
9月23日(秋分の日)
諏訪町 鳴子大神さんの前
組 織   敬神講中 諏訪町 長門町 西町の人達50軒から60軒
御利益   知恵の神 病気平癒 家運繁栄 祖先の冥福
古文書   趣意書がある
石像石塔  文殊菩薩 丸彫地蔵

 崇拝対象は、道祖神、水神、文殊菩薩である。勤行としては夕方5時から神主による祝詞、お祓い子供みこしが町内をまわる。祭りの後お札とお供えを各戸にくばる。費用は今は各
戸から千円を集め、それによって行う。
 この祭りは昭和33年に始められた祭りである。鐘鋳川通りの道路改良工事を記念し、この地に道祖神と水神と文殊菩薩をお迎えして祀ろうと、小野薬局と宮下商店の方が話しあってこの講を作った。それを敬神講と名付けた。文殊菩薩は知恵の神様といわれ松代からお迎えした。宝輪型の石塔の中心におさめられている。水神は古くからここに井戸があり「鳴子清水」といわれ善光寺参りの善男善女や近在の飲水に使われていた。鳴子の地名は、北国往還の道として善光寺町に接続していた当時は、妻科村のあたりを鳴子耕地といったのからそう呼ばれた。
 道祖神は改良工事により新しい道となったので、道祖神をおまつりした。また丸彫地蔵は鐘鋳川を道路拡張工事の際、川の中から見付かったものを祀ったのである。
 近くに病院があり、そこの入院患者がよくお参りにきている。病気平癒のお礼の堤灯や千羽鶴があがっている。
            (昭和60年9月23日・小野保子氏)

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村人の祈りが聞こえる

信州ふるさと通信
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