荒井の水神さま(お不動さま)

9月20日
芋井荒井 産子惣代宅 不動尊 水神さまの前
組 織   荒井部落中 地縁 世話役は当番制とする 
石像石塔  郷路山頂に不動尊の石祠 水道貯水池に水神の石塔

 崇拝対象は郷路山頂のお不動さまと水道貯水池の水神さまである。勤行としては今は神主の宿でお祓い、お切替をしてお経をあげ、魂入れをして代参者がそれを持って参詣した。日取りも時間も神主の都合で変わる。
 水神祭りは昭和40年、飯縄原の入口の水源から水を引いて水道組合(25戸)を作り、村の高い所へ貯水槽を作って、そこに水神さまを祀った。1年1回池の掃除をして祭りをする。
 不動尊は昔、郷路山上に祀られた個人の持神であったが、いつの頃からか村中で祭りをするようになった。以前は9月19日朝、村中1人ずつ出て道の草刈りをし幟を立て、夜には村中の若い衆が集まって、神楽は道が悪いので抱き獅子といって太鼓、笛などを持って山に登り、不動尊の前で献灯、獅子舞を2回舞ってあとお神酒を飲んだ。翌日は当番の家に神主を招きお切替をして村中の人たち(女子や子供まで)がお不動さまの山まで登った。
 今は水神さまの祭りとお不動さまの祭りを上ヶ原神社の祭礼と一緒にして神主によってお切り替えをし、代表者が御神体とお注連を持ってそれぞれの像の頭にかざる。終了後、重箱の料理をもち寄り一杯飲む。費用は村(荒井部落)が出す。
            (昭和60年10月1日・古沢文男氏)

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村人の祈りが聞こえる

信州ふるさと通信
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