防火祭と蚕祭り
毎年11月
古牧東和田 公民館
組 織 区役員 消防組の人 地域の人たち
崇拝対象は養蚕神の木の祠二つ。この祭りは蚕神の祭りであって明治に入って始まったと思われる。終戦後もしばらく続いたが次第に村で養蚕をしなくなったので、防火祭としての行事に変わった。以前は当番の家の入口へ「養蚕大明神」ののぼりを立てて、神主を招いて祭りをし、当家で簡単な手料理をつくり酒宴をした。
のぼりは昨年の当番の家から本年の当家へ祭りの日に持って来て立てた。日取りは協議の上できめる。
現在は防火祭として六つの隣組が一緒になって、朝10時頃から川の清掃をし消防訓練をする。その後神主による防火祭の祭りをし、のち酒宴をする。供物はお米、魚、野菜、果物など、崇拝対象となっている蚕神の木の祠二つは、秋葉神社の倉庫に安置してあり、祭りの日に公民館に祭壇を作ってそこへ移してお祭りをする。
(昭和56年12月10日・戸根川深見氏)
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信州ふるさと通信
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