秋葉講

 
11月の日曜日
松代東寺尾 中組公民館
組 織   中組 部落全部当番制である
御利益   火伏せ(防火)

 崇拝対象は秋葉大神。祭りの順序としては当日朝6時公民館の外にお仮屋を建てる。お仮屋の材料は保管してあり、一間四方に組み立てて、御神体は代々預かってもらっている田中正雄さん宅へ神棚をもらいに行き、お仮屋へ祀る。田楽灯籠三つをお仮屋に掛け、秋葉大神の旗二本も立てる。夕方6時神主が来て神事をする。
 供物はお神酒、せんべいなど。灯籠は二年に一度位、高橋雲峯さんに絵を描いてもらった障子紙で張りかえ、祇園祭に5、6個、秋葉講に2個かける。
 今年は新しい公民館ができて道祖神を動かしたので、その魂入れを同日4時から行った。お仮屋も新しい公民館の前庭へ建てて祭りをした。
 東寺尾には秋葉講が三つあるが静岡県秋葉山への代参は上組はやっているようであるが、中組は現在やっていない。
 費用は他の祭りもまとめて祭典費として1、500円とする。
            (昭和59年4月14日・西沢武彦氏)

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信州ふるさと通信
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