地球を救おう!
only one earth

地球家族 "The wholeworld one household"
The United People of the world.

 人間の限りない欲望を抑える心が必要です。この実践を21世紀の生き方としないかぎり、地球の許容範囲をはるかに超え、元には戻らなくなってしまいます。地球の生命蘇生力を保つことが、そのまま私たちの生命に関わる問題となってきています。東洋人たる私たちは、自然の旋律とともにある暮らしを、あたりまえのこととして受け継いできたはずです。この自然観の復活が必要です。
 自然からの恩恵と言うよりは、むしろ自然からの略奪で安楽な生活を貪ってきました。そう長く続く理由がありません。地球とともに生きている、地球に生かされていると言う事実を私たちが身を持って日常に生かさない限り、文化生活どころか、生命すらおぼつかなくなっています。
 田舎の風景にも変化が見られます。真っ赤な夕焼け、モクモクと立ち上がる入道雲、水面を照らす蛍の光り、群れ飛ぶトンボ、鼻先が見えないほどの濃霧、凍てついた雪原など、わたしの子供ころのあたりまえの風景でした。これらを大人の郷愁として諦めずに、もう一度この原風景を取り戻す気概を取り戻しましょう。

 私たち一人ひとりが限りない物欲をほんの少し抑えることにより、地球に生命を吹き込むことができます。京都会議での地球温暖化問題を契機に、地球環境保全の気運が世界規模で広がっています。環境問題、人口問題、食糧問題など単に国家間での問題ではなくなり、私たち一人ひとりが地球人として解決しなければなりません。


信州ふるさと通信
インターネット安曇野
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