Iターンネットワーク 新・信州人倶楽部

新谷さん、こんにちは。
新・信州人倶楽部の代表小峰よりメッセージを受けましたので、紹介します。

　新谷さんがいやなら何も我慢してついていく必要はないと思います。まだ、結婚前ということもあり（たとえ結婚していたとしても同じですが）家庭を築いていくには二人の価値観が似通っていなければどちらかが常に我慢していることになるからです。いい話がありますので紹介します。
　数年前私のところへ農業を始めたいと言ってきた青年がいて、実際に養鶏を始めたのですが、その彼が看護婦さんの女の子と結婚することになり、私の友人に「納得して結婚（農業を）するならいいが、説得されて結婚するならやめなさい」と言ったそうです。家もあばら屋、所得もそんなにない、それでも彼の人間性が好きだ、そんな状況であれば何も恐くないでしょう。
　新谷さんは何が不安なのでしょうか？今世界では明日をも知れない命におびえている人が何万といます。この日本での不安など微々たるものです。本当の幸せや豊かさを見直す良い機会ではないでしょうか。一流大学から大手の商社や官僚になるのが一番幸せと思っている人は一番不幸です。決まり切った先の読める人生より波瀾万丈の人生も面白いと思いますよ。
　デメリットとは何でしょう。何に対してメリットがある・なしを問えばいいのでしょうか。都会には都会の良さもあり、田舎には田舎の良さがあると思います。問題はどこに住むかではなく何をするか、どう生きるかなのです。毎日一流のレストランで食事したいとなれば田舎にはデメリットかも知れません。しかし、自然に囲まれ一年を過ごせると思えばメリットはあると言えるでしょう。「ここにいてあれも出来ないこれも出来ない」ではなく、プラス思考を持って「ああ、こんなこともできるんだ、こんな楽しみもあるんだ」という発想、想像ができれば新天地の生活も筋書きのないドラマのようで常にわくわくの連続になるでしょう。
　精神論ばかりなので現実の話をすると、実際長野は土木工事の多いところです。なぜかというと山に囲まれた急傾斜地が多く、事前の砂防工事や災害復旧の工事がたくさんあります。
　良いか悪いかは個人の判断ですが、この中には公共工事で意味のないものもあります。
　駒ヶ根市に建設機械の技能講習センターがあり、私も車両系建設機械の免許を持っています。
　体力はそんなになくても機械がやるので大丈夫ですし、人間は適応能力がありますから体力がいるようなら必然的についてきます。仕事はいくらでもあると思います。ただ流されるだけでなく常に何かにチャレンジする。すばらしいことだと思います。

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