私は富山県高岡市の伏木という海のそばで生まれ育ちました。青年期は大阪です。
　信州にはもうずいぶんになりますが、昭和47年の夏に来ました。場所は松本に近く土地の安いところと言うことで三郷村を選びましたが、「ちょっとでも南にころべ」の格言通りを実行したということでしょうか。私は夏に弱いので、涼しい（湿度が少ない）気候に感動しました。
　家族は古い交際の嫁さん1人と金魚4匹です。以前は東洋紡に勤務していましたが、現在は自営業を営み野菜の鮮度保持用フィルム販売やタオル軍手などの試作品を作ったりしています。
　趣味は音楽鑑賞や古寺巡礼（関西地区）の他、自称ですがスポーツ評論家（高校野球、プロボクシングなど）、芸術評論家（陶芸、漆芸、絵画、演劇など）です。演劇はアマチュアでしたが少々やっていました。これからは仕事の関係で「有機野菜」などを鮮度保持フィルムで包装し流通ネットを作りたいことと、国際交流の輪を広げたいと思っています。トータルとしていい日本を作るために何かをしてみたいと思っています。
　さて、信州に来て良かったことは自然が美しく、空気と水、太陽がおいしいことです。でもどうも回りの人間が好きになれません。ひとりよがりが多く、謙遜という言葉がない土地のようです。山国根性がしみついているようですが、これも自然条件に負うところが大きいので、責められないのかもしれませんが…。