Iターンネットワーク 新・信州人倶楽部 |
〜第35号〜 |
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〜総会に参加して、信州が近くなりました 〜
神野 あずさ
3月最後の日曜日、ひんやりとした朝の空気の中「スーパーあずさ1号」で八王子から松本に向かいました。東京では数日来の陽気で桜が一気に開花したものの、信州の気温はあなどれないと思って厚めの上着で出かけましたが、お天気に恵まれ、四賀村の会場の中は少し暑く感じるくらいでした。
総会に参加するためだけに信州まで出かける必要があるだろうかと、最初は迷っていましたが、時間と交通費をかけて行った価値はありました。30人以上の方が参加されており、こういう人たちの集まりなんだなと、倶楽部の存在を実感することができたからです。また、「Iターン大賞」の授賞式も同時に行われ、選考委員の江原さんや受賞者の方々のユーモアあふれる体験談を聞いて、自分も何か新しいことにチャレンジしないではいられないような活力がわいてきました。
昼食時のテーブルの上は、お椀に入れていただいた豚汁のほかにも美味しそうなお惣菜が所狭しと並び、あれこれいただいていると、自分で持参した分も食べきれなくなるほど。もしかして「器だけ持参」でよかったかも? さらに午後には、珍しいお茶や手作りのパウンドケーキやクッキーが。心づくしの品々、本当にごちそうさまでした。
この日の料理に限らず、私なんかは今のところ、会報やメールなどで発信される情報をいただいてばかりの会員です。入会動機は「将来的には安曇野あたりに住めると幸せだな〜」という程度で、具体的にいつまでにIターンしようという目標があるわけでもありません。でも、前よりは少し現実的に考えてみようかと思うようになりました。総会に参加したことで、単に「倶楽部に入会した」という意識から、「信州に暮らす人と知り合えた」という親近感が生まれてきたからなのでしょう。この出会いを自分の今後にも活かしていきたいし、県外に住む者なりに倶楽部とのかかわり方も模索したいと思っています。
私と同じようなIターン予備軍の皆さま、信州を訪れるのは容易なことではないかもしれませんが、まずは倶楽部会員の中で顔見知りを増やしていくことをお勧めします。私もまだまだ顔と名前が一致する方は少ないですが、きっかけはつかめました。これからは、ただ旅するだけでなく、違った楽しみをもって信州を訪れることができそうです。
今梓川はヤナギが芽吹き、柔らかい春の緑がとても目にやさしく映ります。ニセアカシアはまだ遅れてこれから緑になってきます。先日ヒバリが鳴き、イカルの澄んだ鳴き声が響き、いよいよ春から夏へまっしぐらです。
冬の寒さが苦手な我が女房も、この季節は信州の魅力に感嘆、アルプスの山の色も春色となる安曇野の美しさを実感しています。バードウォッチングもこれから夏鳥のシーズンです。近所の矢橋ではオオルリ、キビタキ、クロツグミなど声や姿のきれいな鳥が見られることでしょう。
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