Iターンネットワーク 新・信州人倶楽部 |
▲▲▲ 新・信州人倶楽部報 ▲▲▲ |
第2号から
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Iターンの源は縄文人回帰?
代表 E.K.
突然だが、いま分子生物学の世界では遺伝子組み換えやクローン植物・動物の話題がにぎやかである。
是非はともかくDNAやRNAといったミクロコスモスの世界のごくわずかなところに、とてつもない情報が組み込まれていることに驚きを感じる。
そして、この情報は親から子へと伝えられる。その情報は少しずつ修正されるものの大部分はそのまま伝えられる。これはモンシロチョウが誰に教えられるでもなくアブラナ科の植物に産卵することなどがそれである。その多くが本能と呼ばれるものである。
人間は進化しすぎて本能を忘れたようだがセックスや育児、闘争、食事等にはまだ本能が残っている。学生時代弁当を持っていって隠しながら食べた人はいないだろうか、これは何も自分の弁当の中身が恥ずかしいのではなく自分の餌を他人に食べられないようにするための本能である。
日頃何気なく行うしぐさにも本能が含まれる。(詳しく知りたい人はデイモンド・モリス著の「裸のサル」や日高敏隆著「動人物」を見ていただきたい。)
なぜ、こんな前書きを長々書いたかというと我々が信州へ移住してきたこともこの遺伝子に起因しているのではないかと考えるようになったのである。
日本人の多くが日本原住のアイヌでもなく琉球奄美の南方民族でもない大陸から渡来したモンゴロイドである可能性が高い。そして、この大陸から来た人々によってもたらされたのが稲作である。今でこそ減反や後継者不足で危機にたつ稲作だが渡来以来何万年という歳月、途絶えることのなく続けられてきた。
そして、この稲作の作り出す風景が日本人の文化を形作ってきたといってもいい。従ってこの田園風景が日本人にとってはもっとも心安らげる情景といえよう。それは自分で意識しなくとも先程らい述べている遺伝子の段階で脳裏に記憶されたものである。
信州の作り出す風景はまさに「日本のふるさと」であり「兎追いしかの山、こぶな釣りしかの川」に最も近い景観であろう。いわば我々は何万年という時を超えて縄文人と同じ思索を共有していると言えよう。科学が進歩し環境破壊が進む今こうしたIターンはいくらかのフィードバックになりうる可能性を含んではいないだろうか。
今号では4人の会員に登場してもらいました。
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